こういう老後になるとは思わなかった

「今をしっかり生きる」を心して。

音楽は人に寄りそい、生きる力を与えてくれる。

こんにちは。
台風が去った後も
ガンガン照りのお天気です。
坊ちゃんがお昼寝をしているので
隙を見てブログを書いています。


昨夜は悪友とその友人2人とで
たそがれコンサートに行きました。
このコンサートは7月の初めから8月末まで
大阪城公園内の野外音楽堂で
毎週金曜日に催されている無料のコンサートです。
昨夜は6校の中学生が合同演奏をした後
オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラ
(昔の大阪市音楽団)の演奏がありました。

席は端でしたが、前方だったので
こども達の一生懸命な表情を
見ることが出来ました。


大阪市音楽団は、1923年に誕生した
日本で最も長い歴史と伝統を誇る交響吹奏楽団です。
団員は全員大阪市職員として身分保障がされ
学校での演奏や吹奏楽部の指導など
大阪での音楽教育の推進、市民の文化向上に
その役割りを大きく果たしてきました。
ところが今の維新政治になってから
数々の市民施設が廃止になり
さまざまな大阪の文化が壊される中、
大阪市音楽団も2014年4月からは社団法人になり
(現在は公益社団法人)その存廃が危ぶまれました。
「一度つぶれたら、あの豊かな音は戻らない。」
「残しておかなければ後で大変なことになる」
と楽団の存続を訴えた運動が起こりました。
その中心になられたのが、指揮者の宮川彬良さんです。
私は、その時から宮川彬良さんが大好き。
文化を壊す維新が大嫌いです。


音楽には、人を勇気づける力がある。
人を笑顔にする力がある。
こちらから近寄れば、
傷ついた心に、悲しみに打ちひしがれた心に
寄り添い、苦しみから解き放ってくれる力がある。
年老いて希望を見つけられず
からからに乾ききった心にも
一瞬にして青春を取り戻す力がある。