こういう老後になるとは思わなかった

「今をしっかり生きる」を心して。

胃カメラ、毎年飲む?

正確には「飲む」ではないのかな…
喉を通すから飲むで良いのかな…、とにかく
鼻から♪胃カメラをして来ました。
ピロリ菌の除菌後に
確実に除菌出来ているのかを
診ているのかと思っていたら、
ピロリによる胃の萎縮から起こる
胃がんの発生を検査しているようです。


主治医は40代?の兄ちゃんで
愛想が悪いです。
この日のカメラの先生は
もう少し若くて、やさしい感じでした。
付いていただいた女性が良い方で(職名がわからない)
ずっと背中を擦りながら、
「今、先生がさっき飲んだ液体を吸い取っておられますよ~。」
とか、説明をしてくださるのです。
とても安心して楽に受ける事が出来ました。
鼻に胃カメラの管、口は唾液を出すため半開き。
「胃カメラはこれで一生終りにしたいと思います。」
と小さい声で言ったら、少し時間を置いて
先生が笑ってくれました。
少し時間を置いての「間」は
患者が何を言ったのかなと考えてもらえていた時間なのでしょう。
良い医師だなぁと思いました。


終わった後、付いていただいた女性スタッフに
「今日はとても楽に受けられました。」とお礼を言いました。
背中を擦り続けていただいたおかげです。
「良かったですね!先生が上手だからですよ。」
と言われ、本当に良い方だなぁと思いました。
このお二人なら、毎年受けても良いかなぁ。


胃カメラの後、主治医の診察があります。
愛想の悪い兄ちゃんです。
「はい、どうもありませんー。次の人、どうぞ!」
みたいな。
「胃カメラはこれで一生終りにしたいと思います。」
とここでも言ったかどうか忘れましたが、
毎年受けないとダメかと聞いたら
やっぱり受けないとダメなようで、医者しぶしぶ
「そんなに嫌やったら、最低でも2年に1回は受けろ。」
みたいな事を言われました。
どうしようかな…がんになるのは胃だけではないし。
なってから後悔するのも嫌やし…。


悪友のお母さんは82歳で
ピロリによる胃がんで亡くなられました。
少し前には、いっしょに山の中の秘湯に行ったのです。
帰ってから検査をしたら
大きながんが出来ていて、手遅れでしたが
入院もせず自宅でコロリと逝かれました。
前日まで洗濯もして、普通の生活をしておられました。


悪友の妹さんは「姉ちゃん、除菌して!」と
懇願していたのですが、悪友はしないようです。
お母さんのように医者にかからず
コロリと逝けたら良いと考えているようです。


私は、どっしよかな。
来年考えよ。
今回は胃よりも、喉にずっと異物感があり
仕事のストレスかなと思っていましたが
辞めてからも続いていて、少し覚悟をしていました。
カメラでついでに診てもらったら、
どうもありませんでした。
良かったです。