こういう老後になるとは思わなかった

「今をしっかり生きる」を心して。

アイヌ料理

昨晩、息子が料理をしてくれました。
アイヌ料理だというので
石狩鍋を思い浮かべて待っていました。



オハウ ohaw(煮込み汁)

チポロラタシケプ cipor rataskep


オハウはアイヌの主食と言えるもので、
石狩鍋や三平汁の起源とも言われているようです。
スーパーで手に入る具材でアレンジしていますが
ほうれん草、大根、ねぎ、しいたけetc.
それに焼きのりを入れています。
味付けは出汁に少しお塩。
あっさりして、とても美味しかったです。


チポロラタシケプは茹でたじゃがいもを潰し、
上からいくらを乗せています。
いくらの塩味でお酒が進みました。


私は若い頃、アイヌ民族に興味があり
ユーカラ(yukar)の書かれた本などを読んで
ロマンを感じていました。
アイヌ民族について知れば知るほど
心やさしい人たちが騙され、差別されてきた
歴史と現状を知り、心が痛みました。


息子が今なぜアイヌ料理?
漫画でした。野田 サトルさんの作品です。
「ゴールデンカムイ」という本が人気で、
そこに紹介されているようです。


若い人たちに今、
アイヌ民族が身近なものになり
アイヌ文化の良さが評価されていることが
息子の手料理とともに
嬉しい一夜となりました。