こういう老後になるとは思わなかった

「今をしっかり生きる」を心して。

大開運日は詐欺に引っかかった日。運、悪すぎ~

こんにちは。
今日はZOOM勉強会と思っていたら、
延期になっていたのを
思い出しました。
昼から兄の面会に行く以外に
何も予定がありません。
掃除も洗濯も
着替える事さえも
やる気が起きません。



それで、キラーナンプレをしたり
仕事ないかなぁ…と
大阪市のホームページを見たり
ぼ~っと時間を過ごしておりました。


この1年間
4月に兄の透析が始まって
私の生活にも縛りが生じました。
週3日の透析と
週2日の仕事。
ご近所の用事が週2日。


それが包括様のアドバイスと
主治医様のおはからいで
突然、フリーになりました。
ばんざーい!



兄の介護のダメージは
身体の痛みが取れるのに
3日ほどかかりました。
後からドッと出て来ましたが
大事には至りませんでした。
後は少し足がおかしいのと
前から痛みだしていた
左腕がなかなか治りません。
服を脱ぐのも痛いです。
これはゲームのし過ぎもあります。


精神的な部分では
何か意欲がなくなったように思います。
歩いていてもぼ~っとします。
これは絶対、克服しようと思っています。
老人性うつかも知れませんが
せっかく自由を得たのだから
時間をかけて治したいです。


兄の仕事関係や
病院関係
その他、さまざまな方から
私のスマホに電話がかかって来ます。
出来るだけ登録をしていますが
登録していない番号も
知らない番号であっても
大事な先からの場合は
失礼をしてはいけないので
すぐ電話を取る癖がつきました。


先日、兄がスマホの事で
ドコモから電話があったのを気にしたので
私がかけてやりました。
結局、内容は分からなかったのですが
そのことが頭に残っていたのです。


3月15日 朝、
スマホが鳴りました。
変な番号とは思いましたが
9時過ぎの時間帯が
病院も役所も動き出す時間であったので
「朝一番にかかって来た大事な用事」と
反応してしまいました。


「こちらはNTTファイナンスです。未納があるため法的措置を取る場合もあります。」
とか自動音声が言いました。
兄が入院しているので、支払いが滞っているのだ。
ドコモから電話がかかっていた件だ。
私はドコモじゃないのに
そんな頭になってしまって
自動音声に従って1番を押していました。
おだやかな声の男性が出て来て
「NTTファイナンスです。」
「ご内容を確認しますので、お名前と生年月日を教えてください。」
反射的に教えてしまいました…


その後、
「NTTドコモですか?」
と聞きました。
「NTTファイナンスはNTTドコモと違いまして。」
ここでやっと正気になりました。
私、全部引き落としで払っているし
兄の事で、私のスマホに連絡がある訳がない。
「すみません。電話を切らせていただきます。」
「え…」


又、引っかかった!
すぐネットで検索しました。



NTTファイナンスから架空料金請求詐欺に関する注意喚起


動画に載せていただいている
警察の相談窓口に電話をしました。
「番号の頭にマイナスがあるのは海外です。切ったので心配は要りませんが
 名前と生年月日を言っているので、そこは注意してください。
 この人は引っかかると思われているので、他の組織にも電話番号が回って
 かかって来るかも知れません。」
との事でした。


常々、なんでオレオレ詐欺に
いまだに引っかかる人がいるのやろ
と思っているのに
しっかり私が引っかかりました。
いややわぁ。
それも大開運日とやらに。
実損がなかったから
良かったのかも。
それにしても、恥ずかし。情けな。



この前、息子が来ました。
「バレンタインデー貰ってないけど、あげる。」
と言って
お土産はホワイトデーのチョコでした。
可愛い入れ物です。
お土産、大好き。



お寿司とサラダをテイクアウトしました。
ワサビ抜きです。
久しぶりのウニ様がおられました。
私の会計はますます寂しくなりましたが
息子と食べるのは楽しいです。
煮物の残り物と
白だしと冷凍ネギと
とろろ昆布にお湯を注いで
吸い物を作りました。
ちゃんと完食してくれました。


息子が何しに来たのかと言うと
主には私がお願いした用事なのですが
お説教をしたかったようです。
「おっちゃんの費用は出すな。自分の中で自立させろ。」
「食事の美味しい施設とか考えるな。最低の所でいい。」
「後は国の制度でやらせろ。」
「経済的に破綻して、死ぬのを願うようになったら人間アカンやろ。」
「すぐ死ぬように見えて、あのおっちゃんはなかなか死なんぞ。」
そんな感じ。


「お母さんが介護状態になったら
 離婚して僕が介護する事まで考えている。」
そんな事まで言うとは思わなかったので
嬉しかったのですが
不安で追い詰めていたのかと
反省いたしました。
息子が言った事を頭に入れて
包括さんやソーシャルワーカーさんに
ちゃんと相談して決めて行くと
答えました。



「この状態のお兄さんを、一人で介護されていたのですか。大変でしたね。」
と病院の方に言っていただけました。
そう言っていただけるだけで
心が晴れました。
もう、あの地獄には戻りたくありません。
「誰も助けてくれない。」
そう毎日思いました。


でも、包括さんに電話をして
しつこく食い下がったら
訪問してもらい
アドバイスをいただけました。
すぐにためらわず
その通りに動いたら
地獄から抜け出す事が出来ました。


やっぱりヘルプ!の声を出さないと
だれも助けてくれません。
それもしつこく、ずうずうしく。
自分ががまんすれば…
自分が犠牲になれば…
優しい気性の人が損をする社会はおかしい。
本当は政治が国民に寄り添って
もっと温かな制度が出来ていれば
違ってくるのでしょう。
こんな事で老後破綻を心配するような
社会保障制度ではいけません。
ポストの数ほど保育所を!
15の春は泣かさない!
社会保障は「墓場からゆりかご」まで!
税金は国民のために使う
あたり前の国にしていきたい。


社会保障に税金を使うのは経済対策です。
社会保障は経済を回すのです。
雇用を生むのです。
「社会保障は税金のムダ遣い。」
と言う輩は大ウソつきです。
若者と高齢者を分断させたいのです。
騙されてたいけません!
詐欺師の電話に騙された私には
ちっとも説得力がありませんが…笑。