こういう老後になるとは思わなかった

「今をしっかり生きる」を心して。

天国から地獄、地獄から天国へ。

こんばんは。
兄の病院に
9時までいました。



一昨日の夜、
兄から電話がかかりました。
兄と看護師さんが言い争う声が
スマホの向こうから聞こえて来ます。
看護師さんの放つ言葉は
私が怒る時と同じです。
あ~、もうダメだ。



そんな訳で、もう病院には
置いて貰えないなぁと
あきらめながら
病院からの電話を待ちました。
「2時に主治医から話があります。」
今日、退院だろうか。
そんなひどい事する?
明日、退院だろうか。
明日は透析の日。
あさってまで置いてくれるかも…


そんな事を考えていたら
「家族が付き添いをする事を条件に、入院を継続しても良い。」
と言ってもらえました。


         焼きそば弁当!


兄と同じ屋根で暮らす事を考えたら
付き添いくらい「します、します!」
でも、これがけっこうしんどいです。
1日目は急に言われたので
夕食もなく。
夜は外に出ない生活をしている私に
酷な9時まで勤務。
そして帰りは雨。
道を間違えて、タクシーも拾えず
トボトボ雨の夜を歩いていたら
「いったいこれは、何の罰ゲーム?」
と涙が出そうになりました。



夜中に暴言を吐いたりを
また繰り返したら
電話を入れるので
何時でも病院に来てもらいます。
そんなきつい事を言われて
寝ていても不安でした。
でも、電話はありませんでした。
良かった。
朝、兄からの電話は
車椅子にベルトで拘束されている。
同意したのか?
同意していなければ
裁判をしようかと思う。
なんて内容で、いやになりました。


  今日のお仕事を終えて、セブンの夕食。


ところが、行ってみたら
おだやかにしています。
透析もリハビリもしたと言って
自伝を書いておりました。


廊下で勝手にリハビリをしたら
怒られるので
こっそりトイレのバーで
リハビリをしています。
身体がしっかりしてきたし
敏捷性が出てきました。
動きが違います。
パーキンソン症候群で
右足がなかなか動いてくれなかったのに
今は左と同じように動きます。
手の動きも違います。
ボタンもとめられるようになっています。


兄が「歩けるかも知れない。」と言うので
「やってみたら。」と言ったら
本当に歩いてくれました。
驚きの回復力です。
すごいわ。


そんな訳で
今日は気分良く
ビール1本いただいて
寝ようと思います。