こういう老後になるとは思わなかった

「今をしっかり生きる」を心して。

菜の花と太宰治の思い出。

こんにちは。
今日は良いお天気です。
午前中出かけていましたが
風がきつかったです。
今からまた出かけます。
メルカリが売れたので
ウォーキングがてら遠い郵便局へ行きます。
帰りに、コンロ掃除のために
重曹を買おうと思います。
火曜日にガス器具の点検があります。
明日は一日掃除です。
ゆううつです。



昨日、メルカリで買っていた品物が
BOXに届いていたので
取りに行ったら、野菜も来ていました。
夜だと思って、これまで
遅い目に取りに行っていたので
午前中に来ているとは
びっくりしました。
より新鮮なうちに食べられます。



菜の花が入っていました。
入れてもらっているレシピ通りに
「菜の花と蒸し鶏のごま風味サラダ」
を作りました。
春の野菜の苦みは好きです。
美味しくいただきました。



全部食べないで
少し取って花瓶に挿しました。
自然があまりない所に住んでいるので
春を感じる事が出来ました。
小さい頃、父親の自転車に乗せてもらって
城東貨物線のそばの畑へ
菜の花を摘みに行った事を
思い出しました。
もう、60年近く経った
昔の思い出です。


      (画像はネットからお借りしました。)


昔は蒸気機関車が走っていました。
のどかでした。
もう少し大きくなって
友だちと遊びに来た時に
女性が立ったまま用を足している姿が
遠くに見えました。
人の目も気にせず、立ってするんやと
不思議な気持ちになりました。
その記憶と、もっと大きくなってから読んだ
太宰治の小説「斜陽」の冒頭に
上流階級の女性が立ったまま用を足すシーンがあって
物語と実際の遠い記憶がリンクして
いつまでも頭に焼き付いています。


若い頃の自分は、相当神経質で
こういった小説を読むと
その世界に入り込んでしまいました。
結婚してからも職場の人に薦められて
遠藤周作の「深い河」を読んだ時も
たいがい入り込んでしまい
「無いものには勧めんといたら良かったな。」
と勧めた同僚に心配をかけたりしました。
黒メガネに赤い上下のジャージの
丸刈りのおっさんでしたが
私には優しかったです。


今は何でも食べるようになったからか
神経質からは解放されました。
今の愛読書は太宰ではなく
「世界で一番美しい人体図鑑」に夢中。
朝、届きました!
内臓や目ん玉の絵にわくわく
トキめいています。