こういう老後になるとは思わなかった

「今をしっかり生きる」を心して。

兄の施設は決まったけれど…ここに決めたくない思い。

おはようございます。
早朝に用事を済ませ
この後は昼から兄の病院に
歯磨きと洗濯物を届ける以外に
用事はありません。
お天気も良いし
「心が落ち着く音楽」を検索して
YouTubeで流しながら
のんびりしています。



まだ電話が怖いし
心はわさわさしていますが
自分のペースで行動ができ
ご飯に文句をつけられる事もなく
ゆっくりと1日を過ごせています。
こんな日がこんなに早く
訪れるとは思っていませんでした。
「あんたは感謝が足らん!」と
悪友に言われましたが
感謝、感謝、
本当に感謝の一言です。
ありがたいです。



兄の施設ですが
病院から紹介された業者さんが
見つけてくれた所です。
たぶん、2か所しか当たっていないと
思うのですが
「他は断られた。」ばかり言われて
ここしかないと思わされる。
見学に行きましたが
「ここか…。」という印象。


そもそも、この業者さん
初めて会った日に
マンション内に車を入れる手続きで
管理人さんの前で
マンションのボールペンを借りて
書類を書いているのに
書き終わったら、荒っぽく
カウンターに音を立てて置いたのです。
「失礼でしょ!」と
つい、言ってしまいました。
普通は元のペン立てに戻すか
まだ使うと思ったら
静かにカウンターに置きませんか?
息子にこの話をしたら
「そんな事は普通の人は言わない。」
と、たしなめられ
「コロナでマスクをしていない若者に注意をして
刺されたおやじと同じや。」
と言われました。
うるさい!だまれ。
私は言う。
これからも言う。


ご飯を炊くのが面倒で、たこ焼きチンの夕食。
誰にも文句は言われない。



初対面でお説教めいた事を
しただけあって
この人物に紹介された施設に行ったら
同じようなタイプの人が
応対してくれました。
二人とも40歳代か
50歳手前の背の高い男性。


部屋と食堂とを案内され
いろいろと説明を受ける。
「スマホは解約してください。」
「ギャンブルはさせないでください。」
「そんなお金が通帳に記帳されていたら生活保護は受けられない!」


ギャンブルは依存症だから
そう簡単には止められないし
こんな所に入れられて
楽しみもなく、かわいそうすぎる。


「じゃ、生活保護は受けません。私が負担します。」
そう言ったとたん、大慌て。
奥にすっこんで
業者の兄ちゃんに電話をしたらしい。
バタバタと戻って来て
「たまたま電話が入ったので、これに出てください。」
と業者さんと話をさせる。
話が終わって、施設の兄ちゃんと代わったら
また奥へ行く。
私の前で話したらいいやん。
何がつごう悪いねん。
そして電話をかけたくせに
かかって来たとウソをつく。
だいたい、コロナやのに
人のスマホを使いたくない。


しかし、私がいつまで働けるか分からないし
生活保護を受けて安定させる必要がある
と言われたら、その通りです。
兄は国民年金だから
とてもカバー出来ないのは事実。
そして、ここを断ったら
病院を追い出されて
私の地獄がまた始まるという
恐怖心があったので
「分かりました。」
と返事をして帰宅しました。


話が長くなりました。
割愛させていただきます。
とにかく、こんな所に兄を入れられない。
次の日すぐケアマネさんに
思いを伝えました。
そうしたら、すぐ動いてもらえ
女性の業者さんが家の前まで
車で迎えに来てくださって
「私が入りたい!」と
思うくらいの
明るくて元気で
いろいろな取組みをされている
施設を案内してもらえたのです。
兄がうるさい食事も
試食をさせてもらえました。


陰気と陽気。
二つの施設の違い。
まだ入れてもらえるか
決まってはいませんが
あんな陰気な施設に入れなくて良かった
と思ったら、
私の心がスッと落ち着きました。


「ここの入所者は昼間何をされていますか?」
「部屋でテレビを観ています。」
せやろなぁ…。
「ギャンブルはすぐには治らないので。」
「治療します。」
こわ~。


こんな所に入れられない。
親を施設に入れている方に相談したら
「どこも一緒。割り切らないと。」
と言われたけれど
どこも一緒じゃなかった。
自分の感覚を信じて良かったです。



最初の職場の方と
月1度の昼飲み会。
いつもこのメニュー。
この日曜日にも同じ店に行きます。
飽きました。
でも、兄の事でドタキャンしなくて
人との約束を守れる事が
とても嬉しいです。



半額だったあん餅。