こういう老後になるとは思わなかった

「今をしっかり生きる」を心して。

とにかく、平穏に暮らしたい。

おはようございます。
昨日は一日雨でしたが、
今日は朝から良いお天気です。
風がきついです。



兄の転院がうまく行くか
昨日から連絡待ちで
何も手につきません。
気持ちがどんどん滅入って行きます。


昨日は御用始めで
朝一番にケアマネさんから
転院先を探すと
電話をいただいた切り。
先ほど、病院から着信があり
いよいよ天国行きか地獄行きかの
審判が下るのかと
覚悟して電話に出たら
「お兄さんの差し歯がなくなって…。」
と謝りの電話でした。
いやもう、そんな事どうでもいい。
「ご迷惑をかけまして、無くても結構です。」
と言いましたが、
何回も謝られていました。
飲み込んだのかも知れないので
レントゲンを撮ってもらったとか。


病院からの電話の後、
すぐに兄から電話が入り
「そこに入れ歯ない?」
ある訳ないやろ。
「もうええやん、1本くらい。」
「ええねんけど大騒ぎしてるから。」
「それは飲み込んでたらアカンからやろ。」
「飲み込む訳ないやん。」
普通の会話が出来て
ちょっと安心しました。



兄が入院してから
お風呂屋さんに行かなくなりました。
行こうかなと思う時もあるのですが
結構、距離があるので
寒くて行く気になりません。
兄が使う事もないので
湯舟にも入っています。
ストレスがないのは
こんなにありがたいとは。
トイレも入る度に
よだれが落ちていないか
拭きまくっていたので
今は天国です。
しばらくは、
鍵をかけて入らないと不安でしたが
今はそういう不安感からも
解放されました。
お風呂は時間が長いので
まだ施錠しないと入れません。


最後にお風呂屋さんに行った時の
高齢女性ふたりの会話。


「あれホンマにいててんな。」
「何のこと?」
「貸金庫の中身盗んだ話、頭取さん半沢さんやて。ホンマにいてたんやな!」
「そうやん、半沢さん本物やん。」


「あ、こんなん言うてたらアカン。」
「何やのん?」
「今日は早よ帰らなアカンねん。韓流ドラマ観るねん。」
「何のドラマ?あ~それ私も観てる。帰って観るよ。」
「5時5分のバスに乗らんと間に合わないわ。」(バスで風呂屋さんに来てるんや!)
「面白いなぁ、あのドラマ。」
「あ~、ズボン履かれへん!急いでるのに!」
「そしたらお先。」


急いでいると言う
お風呂友だちを後にして
笑みを浮かべながら
先に出て行く女性の
オチがおもしろすぎて
つい笑ってしまいました。
そうしたら、私と顔が合って
笑い返して貰えました。
「受けた?」と言う感じの
まんざらでもない笑顔。
ここでイヤな顔をされて
「あんた関係ないやろ。」
バージョンもあるのですが
私もお風呂上りに気分良く
帰宅する事が出来ました。



一昨日、正月用食材で余ったかまぼこ
焼きそばに入れる手に気づいて
消費期限に間に合いました。
半分は昨日の夕食。
明日はCOOPさんが来るけれど
今日は何もないわ。


兄がいるといないとでは
料理の手を抜く度合が違うし
運動量も段違いで違います。
そういう点では世話をしても
いいのだけれど
とにかく攻撃をかけられるのが
猛烈なストレス。
それと救急車に呼び出される事。
音を聞いたら手が震えます。
電話も怖い。


お陰様で今は眉間の皺もなくなったし
お腹の具合いもマシになりました。
一番は、朝ゆっくり出来るので
睡眠障害があっても
軽減出来ています。
今は息子の言うように
どんな病院に入ろうが
どこで転倒しようが気にするな
かわいそうにとか思うな
と、私の心に言い聞かせています。
心があるのかないのか
知らないけれど、
脳に言い聞かせて
自分を守ろうと思っています。


それにしても、あれですよね~
急に毎日時間を与えられても
何もする事がない。
ソファーで横になって
テレビを観るか
パソコンを開けるくらい。
習い事でもしたいけれど
兵糧攻めにあっているから
それも出来ないし。
このまま、もし自由になれたら
しっかり考えて
生活を立て直そうと思います。
そんな日が来るかなぁ。