こういう老後になるとは思わなかった

「今をしっかり生きる」を心して。

人生は一度。

こんにちは。
16:03 現在、
室温 27.0℃ 湿度 50.1%
風が心地よいです。



兄の透析クリニックに迎えに行き
パジャマを預かり、
駅まで送ってバイバイ。
1週間が終わった感。
今夜はビールを飲んで
明日は唯一兄の顔を見ない日。
そして月曜日は仕事。
新しい週が始まると言う感じです。


兄がいる夜は
私も寝たか寝ていないのか
分からない睡眠状態で
起きて最初にする事は
トイレの掃除。
濡れたスリッパを取り換える。
あちこち散らばっている衣類を
くそ!っと洗濯機に投げ入れる。
素敵な朝をありがとう。
そうは言っても
一番つらいのは本人ですもんね。
最近はそう思えるようになりました。



木曜日、兄は透析の後
桜ノ宮の病院へ。
私は時間が間に合わないので
付き合わず、仕事の後はランチへ。
ゆっくりしました。



夜は残り物とCOOPさんのチンで。


木曜日、職場の隣席の男性が
内容は忘れましたが
話のネタを振ってくれて
「仕事は楽しい。」とつい、私が言ったので
「え!仕事が楽しい?!」と驚いてオウム返し。
それを聞いていた
いわゆる管理職の女性が
少し笑みを浮かべて
満足そうな表情でした。
反応して貰えるのが
すごく嬉しい。


この女性、どういうのですか
俊敏さに驚かされます。
私が来客の対応をしていると
気が付くと真後ろにいるのです。
それもいつでもと言うのではなくて
フォローのいる時だけなのです。
判断が早く的確で、動きが早いのです。
神経が研ぎ澄まされているけれど
それを負担には感じさせない。
なかなかやり手です。
だから、私の隣席の男性を
気に入らないのかも知れません。
動き、言う事に無駄が多い。
でも私はこの人が
人間臭くて一番好きですし、
一番頼りにしています。
もちろん、それは表に出さず
どなたに対しても、低姿勢に丁寧に
接する事を忘れてはいません。
とにかく、一番ぺいぺいですから。


それにしても
今の職場の方は全員が優しくて
丁寧に仕事を教えていただけます。
嫌みや意地悪はいっさいありません。
だから、仕事中には仕事に集中出来て
余計な事をいっさい考えないので
一番しあわせな時間を過ごせています。
ありがたいです。


それに比べて
冬に働いていた職場は
いったい何だったのだろう。
お局様だけでなく、
全体的に病んでいるように思います。
右も左も分からなくて
社会に初めて出て行く若い人たちが
どこへ行っても辛い思いをしないで済む
健全な世の中になって欲しいです。



話は全く変わるのですが、
昨日は中古の家を
ちょっと見に行ったのです。笑
リノベーションされていて
こじんまりした素敵なお家なのですが
坪数、年数からしたら
ちょっとお高い。
隣りの家の屋根との距離が
ほとんどない。
前の道路が狭すぎる。
とか、不満だらけですが
外から見ただけなので
不動産屋さんにやいのやいのと
言われる事もなく
心の中で夢をあたためて
楽しんでいます。


帰り道で線路を越える道が分からず
うろうろとしていたら、
高齢の女性が家の前で立っておられました。
「死にたいねん。」と
私に言われるので、
「しんどいんですね。しんどいんですね。」
と言葉をかけながら近寄りました。
「しんどいけれど、もうちょっと辛抱してくださいね。」
「私はアホやから、こんなになってるねん。」
「アホ違いますよ。これまで頑張って来られて、偉いですよ。」
「助けてなぁ。指切りしよ。」
差し出された手は固まっていて
第一関節から切れている指や
第二関節から切れていたりしていました。
辛いだろうなぁ…
日常生活はずいぶん不便だろうなぁ…
と思いました。
誰かと話したかったんだと思います。
だんだん目が活き活きとして来られました。
家に入れないという事はないか
気になって来て
「家の中に入れますか?」
と聞いたら入れると言われたので
「テレビで相撲やっていますよ。もうすぐ千秋楽ですよ。」
とネタを振りましたが
相撲に興味はなかったようです。
お名残り惜しいですが
兄の夕食を作る前に
お風呂も入りたかったし
またお会いできましたらと言って
さよならしました。


年寄りは寂しい。私も寂しい。
そんな人の居場所作りを
人生最後に叶えたいなぁなんて
夢を見ているのです。
夢が叶うか、老後破綻か。笑
どうなりますやら。