こういう老後になるとは思わなかった

「今をしっかり生きる」を心して。

日本の良さ。日本人が忘れてはいけない事。



道灌の山吹伝説


太田道灌は扇谷上杉家の家宰でした。ある日の事、道灌は鷹狩りにでかけて俄雨にあってしまい、みすぼらしい家にかけこみました。道灌が「急な雨にあってしまった。蓑を貸してもらえぬか。」と声をかけると、思いもよらず年端もいかぬ少女が出てきたのです。そしてその少女が黙ってさしだしたのは、蓑ではなく山吹の花一輪でした。花の意味がわからぬ道灌は「花が欲しいのではない。」と怒り、雨の中を帰って行ったのです。
その夜、道灌がこのことを語ると、近臣の一人が進み出て、「後拾遺集に醍醐天皇の皇子・中務卿兼明親王が詠まれたものに【七重八重花は咲けども山吹の(実)みのひとつだになきぞかなしき】という歌があります。その娘は蓑ひとつなき貧しさを山吹に例えたのではないでしょうか。」といいました。驚いた道灌は己の不明を恥じ、この日を境にして歌道に精進するようになったといいます。


                      写真と文章はネットからお借りしました。


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おはようございます。
今日はとても良いお天気です。
息子が寝ているので
音がする洗濯機が回せません。


昨夜はブロガーKちゃんの夢を見ました。
ショッピングセンター前の路上に
車を止めて待ってくれているのですが
「もう、悪友さんは来られているよ。」
と言われます。
悪友はなぜか駅前のホテルに
前泊していたようです。なんでやねんと思う私。
それだけの夢です…。笑


昨日はご近所の方のおつれあいが
車を出してくれたので
3人で勉強会に行きました。
車の中で
「この前、歩いていたら黄色いきれいな花が咲いていて
 後から “ やまぶき ” だと分かったんだけど、どこで咲いていたのかなぁ…。」
と言う話をしたら、
80歳のめちゃくちゃ賢くて元気な人が
「それは、あんたとこのマンション横の道や。」
と教えてくれました。
そう言われればそうでした。
その後、運転手の男性が
「急に雨に降られて、傘を貸して欲しいと言って一軒の家を訪ねたら
 その家の人はやまぶきの花を差し出したので
 『あぁ…傘はないのですね。』と理解した話を思い出す。」
と言われたのですが、私は何の事だかチンプンカンプン。
「何言ってはるのか分かれへん。」
「やまぶきを渡したのは傘がないと言う意味やねん。」
「そうなんですか…。」
後のお二人は黙っておられたのですが
分ってなのか、分からないからなのか、真相は不明。
少なくとも運転手の妻が
「おっさん、また要らん事言うて。黙っとき!」
とか言うタイプでなかったのが幸いでした。


帰宅して検索しました。
傘は “ みの ” なのですね。
やまぶきは実がならない花で、みのをかけて
「お貸しする蓑(実の)ひとつない貧しい暮らしをしています。」
と詫びておられる話しのようです。なるほど。
でも、ネットで調べたら
八重咲きのやまぶきには確かに実は出来ないが
一重咲きには実が出来ると書いてあります。
どうする!道灌。


   やまぶきの実。
   写真はネットからお借りしました。



メルカリの品物が久しぶりに売れました。
お昼にウォーキングを兼ねて
遠くの店までお寿司を買いに行こうと思うので
そのついでにコンビニから発送する予定です。
自分も欲しいグラスとかお皿とか
購入者にもなっているので
頭の中がややこしいです。
買い過ぎたお人形さんの服を整理して
売り飛ばしてリングを買いたいのですが
行動が伴いません。


                     昨日のお月さま。



世の中が大変な時に
のんきな事を言っているようですが
世の中が大変な時ほど
何の手助けも出来ない立場の者は
普通の日常を暮らすのが大事だと
心掛けています。
阪神淡路大震災の時に学びました。
自分は幼いこどもがいたので
悪友のようにボランティアに行けず
苦しんでいたのですが
何も出来ない者は普通に暮らせと
何かで読んで教えられたのです。


みんなが渦の中に巻き込まれてしまうと
平和が崩れていきます。
核には核を!
と、不安な世の中に便乗して
人殺しで儲けたい輩が叫びます。
平和が大切。人の命が一番大切。
見失わないように
普通の日常に感謝して毎日を暮らします。
戦争は突然やって来て
人の心を変えてしまいます。
普通の日常を忘れてしまいます。
日本人は過去を繰り返してはいけません。