こういう老後になるとは思わなかった

「今をしっかり生きる」を心して。

銀のさじ

書棚を整理していたら、
何年か前に読んだ小説「銀の匙」が出てきました。
作者は、中 勘助さんです。


神戸にある有名校・灘中学校(現在は灘中学、高校)で
国語の授業を3年間かけ、1冊の本を読むという
「スローリーディング」を実践された
橋本武さんが教材に使われた本です。


テレビで紹介されていたので
さっそく買って読んだのだと思いますが、
すっかり内容は頭にありません。
昔の日本の小説は、言葉のながれが美しく
気持ちが細やかで、読んでいて清々しいです。
もちろん、古い考えや差別的な用語にぶつかり
いやな気分にもなりますが、
当時の時代背景を考えて読んでいます。



「銀の匙」にあこがれ、以前メルカリで
ピュイフォルカのスプーンを買いました。
純銀のスプーンに、純金でコーティングされています。
とても高い品物でしたが、出番もなく
手入れもせず放っていたので、くすんで来ています。
「今あるものを大切に」と
会うたびに先輩に言われるので、
ネットで調べてお手入れをしようと思います。